「プロテイン・アイランド・松山」(Protein Island Matsuyama, PIM:ピム)は、愛媛大学の遠藤弥重太特別栄誉教授が開発した「無細胞タンパク質合成技術」を核として、愛媛・松山をタンパク質研究およびバイオの国際拠点にしていこうという構想です。PIMの実現を目指して2003年に開始した本事業は、今回で21回目を迎えますが、対象者別に様々なイベントを行っています。
専門家や研究者向けの「国際シンポジウム」、中高生や一般の方向けの「一般向け体験セミナー」そして企業関係者向けの「ビジネス展開への試み」を大きな柱としています。いずれのイベントも、バイオ研究・産業に欠かせない最先端のタンパク質研究を、研究者や企業関係者の皆様方にはより深くご理解いただけるよう、また、一般・中高生の皆様方にはより身近に感じられるように工夫しておりますので、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
今年開催できますのも、これまでご参加いただいた方々や、シンポジウム運営に携わってくださる関係者、さらにはご協力くださる企業・団体などの皆様のおかげでございます。今回もPIMを活気あるものにするため精一杯努力してまいりますので、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
プロテイン・アイランド・松山 実行委員会 会長
愛媛大学プロテオサイエンスセンター長 澤崎 達也