サメ抗体を利用した新事業の創出
愛媛県伊予市沖には、人に対し安全な小型サメ、エイラクブカが多数生息しています。
サメは特殊な抗体を持っており、創薬研究への応用ができるのではないかと注目されています。
プロテイン・アイランド・松山では、BioJapan出展や産学官交流会の際に、その可能性を紹介してきました。
現在でも、愛媛大学プロテオサイエンスセンターで開発された創薬研究に有効な独自技術を駆使して、愛媛県水産研究センターと共に、研究を進めています。
将来的には愛媛発の新しい抗体作製技術になることが期待されています。
魚類ワクチンの開発
魚類ワクチンは、養殖には欠かせないものです。現在も利用されていますが、養殖業を応援するため、愛媛大学プロテオサイエンスエンターを中心に、沿岸環境研究センターや愛媛県水産研究所、愛媛大学南予水産研究センターなどが協力して、問題点の洗い出し、望まれるワクチンの調査を行いました。現在、障壁となっている点を、研究者の力で突破できる可能性が見えてきましたことから、次世代の魚類ワクチン開発を目指し、具体的な取り組みを開始しました。