開催報告
PIM2022 とことん科学!! ~ 一般向け体験セミナー ~
主に県内の中学生、高校生を中心に86人が参加し、愛媛大学発の世界最先端の技術に触れました。 小川敦司准教授、東山繁樹教授が講義を行い、遠藤弥重太特別栄誉教授から、メッセージをいただきました。また小川先生の指導のもと「試験管内(無細胞)タンパク質合成法」を用いて蛍光タンパク質を合成する実験にチャレンジしました。
今回も、大学の講義を体験してみようということで、事前に動画等を見て、タンパク質の合成についてイメージしておくことを、お勧めしました。
講義の中では、内容に関連したクイズも出題されました。また、セミナー後のアンケートで提出された質問には、ウェブサイト上で先生方が答えています。(こちらから→)
参加者の感想(抜粋)
・タンパク質が自分の体だけでなく薬に深く関係していることを知り、これまで以上に興味を持ちました。
・病気の治療に役立つ細胞増殖が気になりました。
・遺伝暗号表とアミノ酸の関係について興味を持ちました。
開催概要
PIM2022「一般向け体験セミナー」開催
アンケートの質問に答えました
ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。お陰様でたいへん充実した時間となりました。
最後にご回答いただいたアンケートに、いくつか質問がありましたので、先生方にご回答いただきました。こちらに掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。
参加申し込みされた皆様へ
このたびは、お申込みありがとうございました。今回、111名の方にお申込みいただきました。
定員を超過しますが、実験キットを追加手配できましたので、全員受講できます。
10/6に受講票を発送しました。
10/12までに届かない場合は、下記にご連絡ください。
【連絡先】 |
松山市 産業経済部 地域経済課 |
電話:089-948-6714 |
メール:chiikikeizai@city.matsuyama.ehime.jp |
なお、申込時に住所の番地を入力されていない方にはメールをお送りしました。
受講票を送付できないので、至急ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
高校「生物」の教科書に掲載されている、愛媛発の最先端タンパク質研究に関するセミナーを今年も開催します。
開催日 | 2022年10月15日(土)12:55~16:30 |
会 場 | 松山市男女共同参画推進センター(コムズ) 大会議室 |
内 容 | 試験管の中で光るタンパク質を作る実験、大学の授業風の講義で原理の説明 (昨年度と同じ内容) |
対象者 | 実験や講義に関心がある人(中高生優先) |
定 員 | 100人(定員を超えた場合は抽選) |
料 金 | 無料 |
申 込 | 事前申し込みが必要ですが、参加申し込みは締め切りました。 たくさんのお申込みありがとうございました。 |
実験を担当する小川先生から、参加される方へのメッセージです。(PDF)
公式Twitterで随時情報を発信しているので、この機にぜひフォローしてください!
チラシが完成しました!(PDF)
イベント開催時のチェックリスト(PDF)
セミナー情報
プログラム
開催日:2022年10月15日(土)
会場:松山市男女共同参画推進センター(COMS)
- 12:30
-
受付開始
【受付時間】12時30分から12時55分まで
- 12:40
-
動画上映
15
プロテイン・アイランド・松山についての紹介動画を上映いたします。 映像を見ながら、開会をおまちください
- 12:55
-
挨拶
5
主催者挨拶
- 13:00
-
講義1・実験
45
小川先生
講義1:タンパク質合成の機構(簡易)
実験:試験管内(無細胞)タンパク質合成 - 13:45
- 休憩 10
- 13:55
-
スピーチ
10
遠藤先生
- 14:05
-
講義2・クイズ
55
小川先生
講義2:タンパク質合成の機構(詳細)
(講義中にクイズ出題) - 15:00
- 休憩 10
- 15:10
-
講義3・クイズ
45
東山先生
講義3:細胞が増える仕組み
(講義中にクイズ出題) - 15:55
- 休憩 5
- 16:00
-
実験
15
小川先生
合成タンパク質の確認・解説
- 16:15
-
質疑応答
15
質疑応答・アンケート記入
- 16:30
- 閉会
※講演内容等は変更する場合がありますので、ご了承ください。
講演者
遠藤 弥重太
愛媛大学 特別栄誉教授
専門分野:タンパク質合成メカニズム
ベースは翻訳機構の研究(DNA情報からタンパク質)
リボソーム研究,生物毒素の作用機構などの基礎分野研究で成果を上げ,試験管内でタンパク質を合成する無細胞合成法の実用化に成功しました。 「コムギ無細胞タンパク質合成法」は、愛媛大学プロテオサイエンスセンターの独自技術として、ますます発展しています。
東山 繁樹
愛媛大学プロテオサイエンスセンター
細胞増殖腫瘍制御部門 教授
専門分野:細胞増殖因子研究、癌細胞増殖制御
細胞増殖因子HB-EGFやNeuregulinを発見。細胞が増殖・分裂する仕組みを研究しています。また、正常細胞と癌細胞の増殖・分裂する仕組みの違いを明らかにすることで、新しい癌治療戦略を提案しています。「細胞が増える仕組み」をテーマにデイスカッションします。
小川 敦司
愛媛大学プロテオサイエンスセンター
生体分子工学部門 准教授
専門分野:生体分子工学
核酸(DNA・RNA)やタンパク質といった『生命の基盤となっている生体分子』に加え、タンパク質翻訳系のような『生体分子が協奏的に働く生命システム』にも注目し、それらの機能を利用・拡張することで、天然には存在しない「機能性生体分子」や「人工生命システム」、あるいは「バイオテクノロジー」を創る研究を行っています。
会場
会場
会場:松山市男女共同参画推進センター(コムズ) 5階 大会議室
住所:〒790-0003 愛媛県松山市三番町6丁目4番地20
※駐車場は数に限りがあるため、満車の場合は近隣駐車場を ご利用ください。
交通アクセス
・徒歩
松山市駅から徒歩10分、JR松山駅から徒歩20分
お問合せ先
松山市 産業経済部 地域経済課
TEL:089-948-6714
FAX:089-934-1844