プロテイン・アイランド・松山
プロテイン・アイランド・松山

新着情報

facebook

開催報告開催報告

PIM2018 とことん科学!!  ~光るタンパク質を見てみよう!~

主に県内の中学生、高校生約85人が参加し、愛媛大学発の世界最先端の技術に触れました。 林秀則客員教授、遠藤弥重太特別栄誉教授及び坪井敬文教授が講演を行い、また林先生の指導のもと「無細胞タンパク質合成技術」を用いて蛍光タンパク質を合成する実験や電気泳動によるDNAを分析する実験にチャレンジしました。また、今回初めて、「クイズ&ディスカッションタイム」を取り入れました。講演を聴くだけのときよりも、双方向のコミュニケーションが活発になり、たいへん楽しい時間になりました。

参加者の感想(抜粋)

・無細胞タンパク質合成法を活用してみたい!と思いました ・クイズ&ディスカッションがよく勉強になりました。・タンパク質の多大なる可能性に大変興味を持ちました。 ・抗体医薬品は予防接種とは違って、決まった病気を治すことであるということを知って、詳しく知りたくなった・この分野を高校で学習したのでとても理解しやすかった。・松山が今、科学に関わる都市になっていること、タンパク質は様々なことに関わっていることがわかりました。

講師の先生方からのコメント

参加者の皆様、お疲れ様でした。内容も濃く時間も長いので、大変だったかも知れません。 セミナーでお話した細かいことは忘れても構いません。 探求すること、不思議に思う気持ちを大切にしてください。興味を持った方は、ぜひ学習を続けてください。 またお会いできる日を楽しみにしています。クイズでは、こちらも楽しく皆さんとお話することができました。私たちにとっても貴重な体験でした。

セミナー当日の様子をご紹介します

林先生の講義 実験の様子 クイズ&ディスカッションタイムの様子
林先生から、講演や実験の説明がありました。 実験1では、ひとり1個のキットを使って、タンパク質を合成してみます。 クイズ&ディスカッションタイムでは、クリッカーを使って、参加しやすい雰囲気にしました。
電気泳動 展示 蛍光確認
実験2では、大学生によるデモンストレーションの後、希望者が操作の体験しました。 休憩時間には、タンパク質について、イメージを伝える展示物やクラフトの配布を行いました。 解説では、ブラックライトを用いて、タンパク質ができたかどうかを確認しました

 

開催概要開催概要

とことん科学 ~光るタンパク質を見てみよう!~

生命科学における知識と技術はこの50年で大きく進展し、今日では生命活動を物理や化学の法則に従った現象として理解できるようになりました。人の精神活動でさえも、理解を越えた摩訶不思議なものではなく、生命を正しく知ることは「人間を知り、自分を知る」きっかけにもなるでしょう。
本セミナーでは、様々な生命活動にタンパク質の働きが不可欠であること、そしてタンパク質が生きた細胞の中だけでなく試験管の中でも、遺伝情報にしたがって作られていくこと、そして無細胞タンパク質合成技術が多くの分野に利用できること、などについて、簡単な実験を交えて解説します。
体験していただく実験は平成25年度から高校教科書「生物」に掲載されています。愛媛大学発の先端研究が全国の高校教育に取り入れられ、教育関係者から歓迎と期待の声が上がっています。
また、本年は講演の一部を、模様替えします。クイズを導入し、講師と参加者が一体となって、より科学に親しみを持てるよう、工夫を凝らしています。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
(新聞記事) (チラシ表) (チラシ裏)
  新聞記事の画像です PIM2018一般向けチラシ表 PIM2018一般向けチラシ裏

プロテイン・アイランド・松山2018 一般向け体験セミナー チラシのPDFはこちらからダウンロードできます(約2MB)

セミナー情報セミナー情報

2018年のセミナーは無事に終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日:平成30年10月20日(土)
会場:松山市役所 本館11階 大会議室

12:30
受付

【受付時間】12時30分から13時まで

12:45
動画上映 15分

プロテイン・アイランド・松山についての紹介動画を上映いたします。 映像を見ながら、開会をおまちください。

13:00
開会・挨拶 5分

主催者挨拶

13:05
講演1・実験1 45分

林 秀則 (愛媛大学プロテオサイエンスセンター 客員教授) 講演1:タンパク質を組み立てる 実験1:タンパク質を作ってみよう!

13:50
休憩 10分
14:00
クイズ&ディスカッションタイム 60分

遠藤 弥重太(愛媛大学 特別栄誉教授) 林 秀則(愛媛大学プロテオサイエンスセンター 客員教授) 坪井 敬文(愛媛大学プロテオサイエンスセンター長 教授)

15:00
休憩 10分
15:10
実験2・解説 60分

林 秀則(愛媛大学プロテオサイエンスセンター 客員教授) 実験2:DNAを分析してみよう! 解説:実験1の解説

16:10
休憩 5分
16:15
質疑応答 15分

全体を通じての質疑応答 アンケート記入

16:30
閉会

*実験の進捗状況によって、終了予定時刻を過ぎる場合があります。 *ご都合が悪い場合には、ご遠慮なくスタッフにお知らせください。

※講演内容等は変更する場合がありますので、ご了承ください。

実験

試験管の中でタンパク質を作ろう!

普通、タンパク質は生きた細胞の中でしか作られませんが、この反応を試験管の中で再現。小麦の胚から取ってきた成分にオワンクラゲの発光タンパク質の遺伝子のコピー(設計図)を加えます。実験操作は小さなチューブに2種類の溶液を加えるだけで、溶液の様子に変化がみられます。 この実験は平成25年度から高校教科書「生物」に掲載されています。愛媛大学発の先端研究が全国の高校教育に取り入れられ、教育関係者から歓迎と期待の声が上がっています。

DNAを分析してみよう!

DNAはタンパク質の設計図として働くため、タンパク質の働きや生命の仕組みを研究するときにはDNAを調べます。DNAを調べる方法にはいろいろな種類があり、研究室で毎日のように使われる簡単な方法もあれば、高価な機械を使って正確に調べる方法もあります。セミナーでは「アガロースゲル電気泳動」という方法を体験します。これは生命科学の研究者が、DNAを調べるために毎日のように使っている方法です。そして得られたDNAの情報と作ったタンパク質との関係を考えます。

講演

タンパク質を組み立てる
林 秀則(愛媛大学プロテオサイエンスセンター 客員教授)

生きた細胞の中では遺伝子に書き込まれた情報に従って正しくタンパク質が作られます。つまり遺伝子はタンパク質の設計図ということになります。遺伝子はデオキシリボ核酸(DNA)という物質で、どの生物も持っています。DNAがどのようなものか、そこからどうやってタンパク質が組み立てられるのか、実感してみましょう。

クイズ&ディスカッションタイム

遠藤 弥重太(愛媛大学 特別栄誉教授) 林 秀則(愛媛大学プロテオサイエンスセンター 客員教授) 坪井 敬文(愛媛大学プロテオサイエンスセンター長 教授)   普通のクイズとはちょっと違います。 答えるのは難しいかもしれませんが、大丈夫! クリッカーを押すだけなので、気軽に挑戦してください。 先生方の解説もお楽しみに。

講演者

遠藤 弥重太

愛媛大学 特別栄誉教授 専門分野:タンパク質合成メカニズム ベースは翻訳機構の研究(DNA情報からタンパク質)

リボソーム研究,生物毒素の作用機構などの基礎分野研究で成果を上げ,現在はそれらを基盤としたバイオテクノロジー技術開発を進めています。 また、試験管内でタンパク質を合成する無細胞合成法の実用化に成功しています。 「生命科学からみた命」をテーマにディスカッションします

林 秀則

愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 客員教授 専門分野:植物生理学 ベースは光合成研究

光合成研究の専門家で、植物や微生物の環境ストレス応答の機構および遺伝子操作によるストレス耐性の改変に関する研究を行っています。 また、高校生などを対象とした遺伝子組み換えの講義・実習を数多く実施しています。 「40億年前から現在、つながるDNA」をテーマにディスカッションします

坪井 敬文

愛媛大学プロテオサイエンスセンター長、教授 マラリア研究部門 部門長 専門分野:マラリアワクチンの研究 ベースは臨床医

マラリアワクチンの基礎研究で成果を上げ,現在は無細胞タンパク質合成法を基盤とした新しい時代のマラリアワクチンの研究を進めています。 このアプローチはマラリア撲滅のための新技術として注目されています。マラリア流行地と実験室を行き来しながら研究をすすめることを心がけています。 「松山から世界へ!」をテーマにディスカッションします

会場

会場:松山市役所 11F 大会議室 住所:〒790-8571 愛媛県松山市二番町四丁目7番地2 TEL:089-948-6714 ※駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。 交通アクセス ・市内電車 伊予鉄道松山市駅から2番環状線もしくは3番松山市駅線に乗車、「松山市役所前」で下車(160円) ・松山市駅から徒歩10分、JR松山駅から徒歩15分